2004.7.10 J.LEAGUE DIVISION 2 第22節
モンテディオ山形 1-3 大宮アルディージャ
前半0-1 後半1-2
入場者数:3.335人
得点者:44'バレー(大宮)、47'バレー(大宮)、
68'大島(山形)、89'島田(大宮)

 試合前から雷を伴った土砂降り。30分遅れて試合が始まってからも90分降り続けるスリッピーなピッチコンディションに、前半は両チームとも攻めあぐんだ。そしてロスタイム直前、ゴール前に飛んできた直接フリーキックをレオナルドがクリアミス。大宮・バレーが正面に飛んできたボールをワントラップした後、豪快にゴールに突き刺し先制する。
 後半、追いつきたいモンテディオだったが、中盤でボールを奪ったバレーにドリブルで持ち込まれ、ディフェンダーが振り切られると、桜井が飛び出して無人となったゴールにグラウンダーで押し込まれた。
 2−0とリードされたモンテディオは根本に代えて林を投入。足を活かして何度かチャンスをつくり、ペースを握ると、後半23分、右から大塚が上げたクロスを、大島がファーサイドでジャンプしながらヘディングシュート。
 1点を返された大宮は、FWトゥットに代えて中盤の底に斎藤を入れて守備を安定させると、終了間際にフリーキックから途中出場の島田が直接ねじ込み、ダメを押した。
 互いに4−4−2のシステム。モンテディオは出だしからつなぐサッカーでチャレンジしたが、思いの外滑るピッチに、途中でロングボールを多用するサッカーに変更。ほぼ狙い通りに試合を運んだものの、前半終了間際の失点が重くのしかかった。

 試合後、モンテディオの鈴木淳監督は、「イージーミスで失点し、それが最後まで響いた。ああいうミスがある限りは勝てない」と、特に前半終了間際の失点に言及。試合全体については「内容的にも結果的にも乏しい試合だった」と厳しい評価を下した。

 J2はこれでちょうどシーズンの折り返し。次節は2週間後の7月24日、アウェイでの鳥栖戦となる。




■太田 雅之 選手
 今日ディフェンス面で気を付けたのは「セーフティーに」っていうことです。相手の2トップが速いから、後ろのちょっとしたミスでかっさらわれてやられる可能性が大だったから、安全に、安全に。その差だと思うんですよね、今日のうちと大宮は。うちがちょっと何かしようとしたところを取られたりミスしたりしたのに対して、大宮はディフェンスラインが無難に無難にやってたから、その差はあったかな。もっとうちも安全にやるべきだったと思います。組織的な問題というより、個人個人の集中力というか、ちょっとしたところでミスが出てやられてしまっている。3点とも自分たちのミスからやられてしまいました。
 (シーズン前半を終えての感想は?)いい試合運びができる時は、自分たちのペースというか、コミュニケーションを取りながらやれるんだけど、一度崩れちゃうとパニックになりがちというか、慌ててしまう部分があるので、そこをみんなで冷静にやれたら、もうちょっとうまくいくんじゃないかなと思います。
 第1クールと第2クールで、特に自分たちで変わった部分っていうのはないと思うんですけど、逆に1巡目、うちがよかったがために周りがうちを警戒し出したのは確かだし、かなり勉強されてた部分があって、その上をなかなかうちが行けなかったという感じです。今後は、個人個人がそれぞれ少しでもレベルアップできれば、それがチーム力のアップにつながると思うので。それはみんな自覚してると思うんですけど、個人個人のレベルアップが、課題というか目標です。


■桜井 繁 選手
 ボールが滑ったり止まったりすると思ってたので、そこのところを注意してやろうと思ったんですけど、逆に意識し過ぎて、行けばいいところを行かずにとか、個人的に今日はそういうことが多く起きてしまったのかなあと思います。ゴールシーンのところもそうですけど、ゴールシーンじゃないところも…。でも、ゴールシーンのところはそうですね。ちょっとナーバスになり過ぎて。決して集中力がなかったってわけじゃないんですけど、自分では集中してたんですけど、神経質になり過ぎて、大事にやり過ぎた結果 、悪い方に終わってしまったなあと思います。自分の中では、自分がプレーするよりも、ディフェンスに任せてやった方がいいと判断してやったのが、周りから見れば、僕がプレーした方が安全だったという感じになっているところもあると思うので、もうちょっといつも通 りプレーできれば…という感じですね。最低でした、今日は。個人的な出来は今年の中で一番最低です。
 2失点目は突っ込む必要はなかったな、と。ディフェンスも僕も。あれだけ下がぐちゃぐちゃで水が溜まってたら、ボールが止まる可能性もあったし、もうちょっと冷静に、動かないでずーっと待っていた方がよかったかな、と、まあ結果 論ですけど、思いました。
 (シーズン前半を振り返って)基本的には、全体的にはいいプレーが多かったと思うんですけど、今日は前半戦の締めくくりで最低のプレーしちゃったので、もう一回、休みの間に修正して。頭を冷やすにはちょうどよかったかなと思います。
 第2クールはいい試合しながら勝負所で勝てなかった試合が多かったので、その辺を意識して、何が足りないのかをもう一回冷静に、休みの間に整理して、第3クールにもう一回巻き返しを狙って頑張ります。福岡戦(第18節)もそうだし、前半の残り1分とかロスタイムで。ああいうのは絶対にしちゃいけない失点だと思うので、そういう時間帯とかセットプレーとかで失点してるというのは、僕がもっとしっかりやれればなくなる失点も多いと思うので。残念ですね、最近。最近っていうか、今日は。


■秋葉 勝 選手
 (ピッチコンディションが)ちょっと悪かったので、そういう戦い方というか、そういう時はセットプレーが大切なので、キッカーの自分がもうちょっといいボールを上げれればと思っています。状況によって違いますけど、スペースに放り込んだりとか。今日はちょっとシュート気味のを入れたかったんですけど、ちょっと強いボールを入れようとしたら浮いてしまって。
 第2クールの最後をいい形で終わりたかったんですけど、1点入れられてしまって、点を取りにいかなきゃいけなかったんですけど、取れるところで取れなかったというか。自分ではセットプレーのキックが一番悔やまれます。
 前を向いた状況の時に、もっとイメージを膨らませていきたいです。そういうふうにしていかないと相手も怖がらないと思うので。自分のいいプレーも前を向いた時にパスとか出したり、シュートもですけど、そういうところを心掛けています。シュートをまた練習して、前を向いた時に、ドリブルでも行けるしパスも出せるし、シュートもいけるっていうふうにレベルアップしていきたいです。


■大塚 真司 選手
 お互いグラウンドが悪い状況の中で、こっちはバレーとトゥットを意識して、中盤でのセカンドボールで負けないようにやっていたつもりなんですけれども。特に前半は、つなぐのか入れていくのかというのを自分の中でも曖昧なところがあったのかなという気がします。後半になってどんどん中に入れて押し上げて、セカンドボールを取りにいくという形ができて、1点取ることができたんですけど。その勢いでもう1点取れればよかったかなと思います。
 やっぱりボールを奪ってからどんどん相手の嫌なところに入れていくというところまで、特に前半は行けていなかったかなと思います。相手のバレーをちょっと気にして引かざるを得なくなってしまったという部分もありました。後半の点を取った時間帯のように、どんどん中に入れて押し上げて相手の嫌なところに入れてセカンドボールを取っていくというやり方を、きれいではないですけれども、それでもよかったのかなと思います。
 失点するまでは、チーム全体でいい守り方ができていたので、みんながちゃんとした役割を持ってうまく守れていたと思います。勝たなきゃしょうがないわけなので。これから準備期間がありますので、ちょっとの間ですけれども、どうすれば勝ち癖をつけられるかというところで、チーム全体でしっかりやっていきたいですね。
 (アシストについて)あそこに絡んでいくことが大事なので、積極的にああいったプレーをチームのためにしていきたいですね。
 (試合開始が遅れたことについて)お互いの話ですし、こういうこともあるわけですから。いざ始まるという時にもう一回みんなで気持ちを切り替えて臨んだつもりですけども。これといってそれが影響したとは思いません。


■高橋 健二 選手
 (試合開始が30分遅れたことでの影響は?)両チーム一緒のことなので、それを負けた言い訳にはしたくないので、それに関しては問題ないと思います。お互いに、天候に関してはしょうがないことなので、今日の負けをしっかり受け止めて、悪いところはこの2週間で直してまた第3クールに向けていい状態で臨みたいと思います。
 僕らからしたら、もうちょっとピッチがよくてもっとつなげるんじゃないかと思っていたんですけど、思っていた以上に水たまりが多くて、そういうところで結構、意思の疎通 のミスや入れ違いになってしまうミスが多かったので、つなごうという意識はあったんですけど、ピッチの状況をもう一度考えてやりました。
 前半に関しては、うちのプランというかいいペースで試合が進んだと思うんですが、こういう天気だと怖いのはセットプレーなので、そういうところであの時間帯にセットプレーでやられたというのは…。お互いに膠着状態みたいな感じだったと思うんですけど、終了間際のああいう時間帯に失点したのはちょっと痛かったです。
 ピッチ状況もよくなかったので、思った以上に、3人目の動きとか意図したゴール前での動きとかはできなかったんですけども、守備の意識を高く持つということでやっていたので、そういう点では仕方なかったかなと思います。
 大島がすごく調子がいいので、もうちょっとゴール前に前半からああいう形で、大島とか根本とかにボールを入れても面 白かったかな、と。ポジションをちょっと意識してというか、もうちょっと大胆にゴール前に中にボールを入れていく攻撃がもうちょっとあってもいいなと思います。
 1点返した後、大宮もワントップにして固めてきたと思うんですけど、ああなったら結構大宮は強いので、もうちょっと工夫して点を取れるようにしていきたいなと思いますけれども。
 (トゥット選手加入後の大宮の印象は?)やっぱり上手いし、中盤でのためができるんで、バレーとのコンビもちょっと怖かったし、こういう状況だとやっぱりバレーの身体能力はすごく怖かったので、やっぱりそれに加わってくると、余計に攻撃力の怖さが増したかなとは思いました。
 2失点目は、超突破ですね。能力、スピードも速いので、守り方としてはもうちょっと違う守り方もできたと思うんですけど、誰のせいでもないと思うんで、それはみんなこれからコミュニケーション取りながらしっかり守っていけば済む問題だと思います。
 (後半、林選手投入後はうまくリズムを作れていたように感じるが?)そうですね、晃平が入ってチームが活性化されたというか。晃平はスペースに出る動きとかがすごいいい選手なので、あまり中盤にボールを受けに来ないでどんどんスペースに上がってチャンスをものにしてもらいたいと思ったんですけれども、その中で期待に応えていいプレーをしてくれたと思います。
 (先制される試合が多いが?)先制されると、どうしてもうちが苦しいので、しっかり守備から入っているんですけれども、どうしてもそういう場合は、点を取られた場合は積極的にいくようになるわけで、非常にいい形にできたりしているので、前半もチャンスがあったらもっと積極的にゴールを狙う姿勢をとってもよかったかなと思います。
 第1クールと第2クールでそんなに変わっているつもりもないですが、いいゲームで勝ちきれない時もあったし、そういうところを、もっと集中するところを集中して、今まで引き分けだったところをもうひと頑張りして勝ちにいけたり、負けてる試合を引き分けにもっていけるようにすれば全然問題ないと思うので、全然悲観することなく。
 (この2週間で特に修正すべき点は?)まずは疲れをしっかり取って、いいコンディションで第3クールに臨むということと、あとはゴール前でのラストパスの精度をもっと上げていきたいと思います。ディフェンスだったらゴール前で集中して守るとか、オフェンスだったらラストパスやシュートの精度を上げるというか、それの厳しさをもっと求めていきたいと思います。
 自分としてはいろんなところに顔を出してリズムを作りたいと思っているので、左サイドにこだわらず、どんどんポジションチェンジして、中でもプレーしたり右でもプレーしたり、そういうことを意識してやっています。あんまり左サイドにこだわらず、最初のスタートは左ですけど、どんどんポジションチェンジして、アクセントをつけたいなと思っています。
 自分もいいコンディションで試合に臨めていい結果を出すのはもちろんですけど、あとは若手もだいぶ頑張って育ってきているので、そういう底上げでチームもレベルアップしてきていると思うし、どんどんそういう選手も試合に出て活躍していけば雰囲気も良くなると思うし。
 (怪我はもう大丈夫?)はい、もう大丈夫です。チームに怪我人も多いですが、こういうことは長いJ2ではしょうがないので、チーム全員で戦っていきたいなと思います。


■林 晃平 選手
 今日の試合は、グラウンドコンディションの割には前半はそんなに悪くなかったというか、相手を押していたと思うんですけど…。ロングボールで前線にボールを運ぶ、それが雨の日のサッカーということでやりました、はい。
 (これまでサブでの起用が多かったことについて)相手の疲れているところに入るというのは、自分の特長を活かせると思います。
 (前半戦を振り返って)疲れや、けが人が増えたということはあったんですけど、試合内容はそんなに悪くはないと思うので、今後につながっていくとは思います。


■大島 秀夫 選手
 ゴールについては、「シンさん(大塚)の上げるタイミングはこうだ」と思ったので、自分とトニーニョの位 置関係を見ながら決めました。トニーニョのマークを外したりずらしたりしていた時にいいボールをシンさんが上げてくれたので。
 試合全体としては、落雷のために試合開始が予定よりも30分遅れて、ピッチのコンディションも非常に悪かったんですが、そういうことを踏まえて、みんな集中が切れないようにと入ったつもりです。立ち上がりも悪くなかったと思います。
 ただ、これまでうちは、前半の早い時間帯での失点とか多かったこともあって、どうしても前半に先制されるのは避けたかったんですが…。点の取られ方は、「崩されて」というのではなく、簡単に“ポンポン”と取られたわけで、「取られてはいけないところで取られた」というのが良くないです。スリッピ-でなかなかボールが思うようにならなかったけど、自分の仕事として、ネモ(根本)に対してはもっと裏に出したりできれば良かったです。上手く出せなかったのは反省点です。
 第2クールが終わって、後半戦に向けての修正点は、「きっちり決めるところで決めること」です。また、簡単なミスとかパスミスとかで攻撃のチャンスを失うことがないようにしっかりと改めていきたいです。
 (ここまで11点の得点を決めているが)FWとして「前を向く」とか、ボールの動きを考えて(予測して)などのプレーが実践出来ているとは思います。でも、僕だけじゃなくてみんなが積極的にやれているからです。今は、みんなが積極的にやれているのに結果 が伴わない状況ですが、次節までの暫くの中断期間に体調を整えて、また試合に臨みます。


■鈴木 淳 監督
 まず、ピッチコンディションが良くなかったので、それに対応したサッカーをやるということで、ちょっと大味になっちゃったかなという気がします。持ち味がなかなか出せないままゲームが終了してしまったかなとは思うんですけど。その中でも選手はよく戦ったと思うんですけど、ただやっぱり、前半の終了間際の失点が全てで、あの辺をこれから修正していかないと。コミュニケーション不足とか、積極性がやっぱりあの辺で欠けていたかなと思います。雨という条件は一緒なんですけれども、どちらかというとボールを我々の方は細かくつないで攻めていきたかったんですけど、それがこの雨のせいでなかなかできなかったということはあります。ただ、コンディションはいろいろ変わりますので、それに原因を押し付けるわけにはいきませんので。
 (1点返した後から、アグレッシブさが出たように感じるが?)そうですね、あそこで林を入れて、早めにボールを背後に入れて攻めていきたいということで、林がきっかけになって少し前から前からという形でアグレッシブさが出てきたと思います。
 (第3クールからの戦い方は?)もう1回これまでの戦いを整理して、どこを修正しなくちゃいけないのかを見て、第3・第4クールにつなげていきたいなと思っています。そしてやっぱり、我々の良さというのは、アグレッシブさとパスをしっかりつないで攻めていくことだと思うので、それを最後までやっていきたいなと思います。
 (前半戦で見えてきた課題は?)やっぱり、クロスの対応なんかもそうですが、守備のところでの1対1の対応がまだまだ甘いので、その点は改善していかなくちゃいけないなと思います。守備のところでコンパクトにしていくという、ラインを押し上げていくというところはある程度意識してできるようになったんですけど、まだ1対1の部分で甘いところがあると思うんで、その点をやっぱりしっかりやらなくちゃいけないなと思います。
 攻撃に関しては、やはり最後のラストパスやクロスの精度、そして決定力ですね。シュートそのものの技術というものを高めていかなくてはいけないですね。シュートに至るまでのチャンスは結構作っていると思うんですよね、それがなかなかやっぱり決めきれないんで…。でもそれはなかなか時間がかかることなので、地道に時間をかけてやっていきたいと思います。
 (来週の蔵王合宿でのポイントは?)もう一度、これまでやってきたことを整理して、しっかりとベースの部分を、止めたり蹴ったりというところですけど、その辺をやっていきたいというふうに思います。ディフェンスのところでは今言ったように1対1の対応をもう一回確認してやっていきたいと思っています。
 (怪我の選手が多いがこの中断期間中に回復のめどは立っているか?)みんなとは言えないんですけど、井上、星あたりは帰ってこれるんじゃないかなと思っています。
 (第2クールは具体的にどういうところが研究されてきていたか?)具体的には、こちらがパスを回して攻めていくという形の中で、向こうはわりと引いてしっかり守ってという形があったということですよね。こちらはアグレッシブに打ち合いをしていきたいんだけども、なかなかそういうふうな展開にならないというか、そういうことですね。
 (このチームの持つポテンシャルは前半戦でどのくらい発揮できたのか?)ポテンシャルということでは、ある程度、90パーセントぐらいは出し切っているんじゃないかなと思います。あとは、ポテンシャル自体は選手は惜しみなく発揮していて、あとはそのこれからこのチームは若い選手が多いので、それが成長していくことができるというふうには思っています。ゲームは、そんなに悪いゲームはしていないので、それができていることがそのポテンシャルを発揮していることだとは思うんですけど、ただやっぱり勝負強さという点ではまだまだで、それを改善していかなければならないと思います。
 (後半戦のキーマンとなる選手は?)やっぱり、一人を挙げるとすれば林です。ただまだ得点がないんですね。だから彼が得点するようになるとチームの雰囲気も変わるし、リズムに乗れるんじゃないかなと思います。
 今年はJ1昇格へのチャンスですし、今のところ、どこのチームが上がっても不思議ではないので、それに食い込んでいきたいなと思います。ただ、特別 力があるわけではないので、やっぱり、粘って粘って最後のところまで他のチームと競り合っていけるようにしていきたいなと思っています。
(以上、記者会見後ミックスゾーンにて)


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