2004.5.22 J.LEAGUE DIVISION 2 第14節
モンテディオ山形 2-1 コンサドーレ札幌
前半2-1 後半0-0
入場者数:4,162人
得点者:18'清野(札幌)、30'小林(山形)、36'中村(山形)

 前半、モンテディオは「攻守にわたってアグレッシブに」という試合前のテーマをほぼ完璧な形で実践。早く厳しいプレッシャーでボールを奪うと、攻撃では大島が起点となり、効果的なボールを左右に散らして攻め込んだ。左サイドでは高橋健二が中へ入り、うまく空けたスペースから川崎がオーバーラップやドリブルを仕掛け、右サイドでは太田が中央へ効果的なボールを配給したり、ドリブルで突破したりと、局面局面で完全に札幌の守備網を寸断。モンテディオは前半だけで15本のシュートを札幌ゴールに浴びせる。
 しかし、先取点は札幌だった。
 札幌はトップ下の砂川が大塚のマークを受けて仕事をさせてもらえなかったが、ボランチの権東らとポジションチェンジしながら、マークを外そうと試み始めた。その直後の前半17分、右サイドからのパスをフリーになった砂川が中央で受け前方に攻め上がった後、中央から左に流れる清野にパス。清野はディフェンスのサイドのスペースで受け左足を振り抜くと、ボールは緩い左カーブを描きながらゴール右に転がっていった。
 しかし、いい形で試合を運んでいたモンテディオは慌てることなく、攻め込んだ後のセットプレーから2点をもぎ取る。
 前半30分、右コーナーキックで、ファーサイドにいた古川が折り返したところをゴール前の小林が高い打点を活かしてゴール左へ同点弾を放り込むと、同36分には、左からのコーナーキックで、ファーサイドのポストの近くにいた中村が、飛び出したゴールルキーパーの上をふわりと越え、最後はコロコロと転がり込むヘディングシュートで逆転した。

 後半は前半の疲れと1点のリードという状況から、前半ほどの圧力を感じる攻撃は影を潜めた。途中、太田が負傷し、右サイドバックに迫井を入れるなどトラブルがあったり、終了近くなると、左サイドを何度か狙われるシーンがあったが、GK桜井を中心に抑えきった。

 鈴木淳監督は試合後、「試合の出来自体は満足しているが、前半の決定的なチャンスをものにできず、苦しい試合になってしまった」と、ゴール前の決定力を課題に挙げた。


■小林 久晃 選手
 (先制のヘディングは)結構惜しいのはあるんですけど、なかなか決められなかったので、うれしいですね。練習ではああいう形であまりやってなくて、いつもニアに飛び込む形だったんで。(古川)毅さんは結構折り返しとかよくしてくれるので、「来るかな」と思ってたらドンピシャ来ました。いい折り返しが来たので、あとは決めるだけでした。
 今日は、しっかり前からプレッシングして自分たちのペースでやれば、こぼれ球も拾えてくるしってことで、なるべくラインを下げないように気を付けてやりました。
 (札幌の28番)清野がうまい具合いに斜めに、背後の所に入ってきてたので。あれにズルズルついていくとライン下がっちゃうし、離し過ぎると点取られちゃうので、結構難しいところでした。僕のほうから毅さんのほうに入っていく場面 が多かったんですけども、(失点の場面は)もうちょっと早めに僕が声を掛けていればよかったのかなあと思います。立ち上がりからすごくアグレッシブでいいサッカーができてたので、失点は崩されたっていう形じゃなくてミスからなので、このままいいサッカーしていけば必ず追いつくとみんな思ってたので、そんな焦りはなかったです。
 終盤は、こっちはある程度、ディフェンスと中盤でセットしてスペースをなくする形で。攻め込まれてはいるんですけど、真ん中に人はいるし、高いボールとかは全然問題なくやれてたので。1、2回裏のスペースに走られたのはあるんですけど、守ってて怖いっていうのはあまりなかったです。
 前節の試合に較べたらミスは減ってきたと思うんですけれど、まだまだ終盤、試合終了間際ですか? 勝ってる状況の中でどういうプレーをしたらいいのかっていうのがまだ全員把握してないところもあるので、それができてないと追いつかれるっていうことになるので、(次の試合まで)まだ1週間あるので、しっかり確認していきたいです。
 (試合開始直後、中央を上がっていったのは?)あれはフォワードが落とすって読んでたので、流れでただ行っただけで。あまり最初から行く気はなかったですけど、流れなんで、行ったほうがいいかなあって。結構スピードに乗ってたので、急には止まれないので(笑)。
 ここ何試合か0点に抑えてないので、しっかりやっていきたいですね。前半開始直後とか、終了間際とか、後半最初とか、そういうところで不用意なミスをなくしていかないと、いい流れでもそこの一発でやられちゃうことかあるので、賢く試合を運んでいかなきゃいけないかなと思います。


■古川 毅 選手
 今日の失点は繋ぎのミスで中盤で取られたものでした。ゲームプランの中で、ここのところ前半失点することが多く、そのために必要以上に労力を使っていたので、どうしても前半ゼロでいきたかったです。結果 的に失点してしまったわけだけど、でも、セットプレーから得点できたことで逆に楽になりました。
 ディフェンダー陣の意識としては、レオがいればもう1枚高さがあるけど、でも、ラインコントロールの面 で上手くいかないこともあったので、日本人だけだった今日は、その良さを上手く活かしながらも高さを意識して出すようにしました。失点はしたけど原則を守っていたので、ボロボロに崩されたわけでなかったので、そのままこれからも続けていこうと思ってます。
 (1点目のアシストは)練習の時から、全部じゃないですけど、僕がファーにいて抜けてきたボールに対して飛び込むって形があったので。体勢的にフリーだったわけじゃなかったので、あの場面 は中にいる選手を信じて、狙ってっていう感じでもないんですけど、ある程度いい形で折り返すってことは、セットプレーの練習でも何回かやってきていることなので、狙い通 りです。なかなかああいう形でアシストなりゴールに結びつくことはそうそうないので。負けてる状況でもあったので、よかったです。
 終盤、(川崎)健太郎が疲れてたのはわかってたし、いつも終了間際になってくると集中が切れるケースがあったので、声を掛けてできるだけ長持ちさせようっていうのはありましたし、最悪、サイドを突破されてセンタリング上げられたとしても、中でしっかりつかんでおけば失点は防げるので。中まで切り込まれちゃったりすると防ぎようがないですけど、ある程度、最後のところで粘っててくれれば中でなんとか防ごうっていうのはあったので、そのとおりに健太郎もやってくれたと思います。


■太田 雅之 選手
 (怪我は?)右ももの裏を肉離れ気味に。この間の試合で打撲をして、今日後半20分ぐらいでピリピリきて走れなくなったので代えてもらいました。
 今日はピリピリする前までは走れたので、「今日は積極的にやろう」っていう監督の話もあったし、あまり怖れずに前に行こうという気持ちでみんなやってたと思います。そういう意味では、いい循環でやってました。点を取られた後も慌てないで、落ち着いてやれてたし。……まあ、決定的なチャンスがうちに何本あったか。全部入ってたら5点ぐらい入ってたんじゃないかっていう。それが入ってれば、楽な試合になってたと思います。
 淳さん(鈴木監督)が話す分には、「ミスをして悪い内容の時に下を向いたまんまいることが一番悪い。次、盛り返してやってやろうじゃないかという気持ちを持ちながらやろう」ということでずっとやってきてたので、そういう言葉がみんなに浸透してるんじゃないかなと思います。
 失点する場面っていうのは、すべてがすべてディフェンスだけの問題でもないし、やっぱり選手11人でどれだけコミュニケーションが取れるかっていうのが、大事だと思います。試合中にどれだけしゃべれるかっていうのは、みんな多分意識してやってると思います。


■迫井 深也 選手
 (交代時の指示は?)とにかく守備で。状況が状況なんで、とにかくしっかり守れということですね。ポジションがどこであれ、チームが勝つために、誰がどこでやろうとその状況に合ったプレーをすればいいだけで、特にポジションにこだわりはないです。
 (交代直後、大島選手から右のスペースに出たボールを追っていなかったプレーについて)あれは監督の指示もあって、あまり攻撃に参加しなくてもいいということだったんで、その状況に応じて。別 にあれは自分のミスだとは思ってないです。
  あの状況の中、同点にされることがなかったので、まあ、評価というほど自分を評価するほどのこともないですけど。チームがいい状態なんで、この状態をより良くして勝っていきたいと思います。


■桜井 繁 選手
 チームとしてはいい感じに攻めていて、ほんと攻められていないのに、簡単に入れられてしまって。一番やってはいけないパターンの失点だったんですけど。でもこのまま1失点だけで抑えていけば、絶対逆転できるからと信じていたのでよかったです。逆転できて、攻撃的な部分を見たら内容もチームとしてはよかったと思うので。ボールもよく回せていたし。攻撃はかなりいい攻めがいっぱいできたんじゃないですかね。
 個人的に振り返ると、今日は最低でしたね。全然もう…。出た時に触れないでっていうのが2回ぐらいあったし、キックも狙ったところにあまり飛ばなかったし(苦笑)。ディフェンスの裏の判断も、2、3本はいいのがあったけど、逆に2、3本悪いのもあったし。安定していなかったなっていう感じがしますね。ちゃんと反省して、次に向けて修正したいです。ディフェンスはよかったと思いますけど、僕はあんまりよくなかったですね、個人的には。
 (失点について)悪い位置で取られてカウンターですよね。僕は後ろに出た瞬間に狙おうかと思ってちょっと前に掛かっていたんですけど、やめて。ポジションがちょっと悪かったかもしれないですね。ちょっと前すぎてシュートに対する反応が少し悪かったから、大したシュートじゃなかったんですけど、反応できなかったので、その辺を冷静に、前に出れないなら早くいいポジションを取って。そういう細かいところを詰めていかないと、これから厳しい試合が増えていくと思うので。
 後ろにスルーパスみたいなのをたくさん入れられてて、それは結構狙っていました。それで2本か3本くらい取れて、最後の決定的な場面 は、1回外に出て、かわされたんですけど、健太郎がカバーしてくれて
。あれは、あそこで前を向かれていい状況で行かれるよりも、思いっきり詰めてコースがない方にやれたので、取れれば最高ですけど、かわされましたけど計算通 り。

■永井 篤志 選手
 勝ててよかったです。相手は中盤のプレッシャーがあまりないから。
 相手のトップ下の砂川選手のマークは、特に決めていたわけではないです。
 (「今日は素晴らしいドリブルがありましたね」に)そうですね。あとはゴールだけですね。2連敗したので、2連勝したいです。次も勝ちたいです。


■大塚 真司 選手
 連敗という形になってたので、何よりも勝ち点3を取りたかったので、それが取れたということに今日は尽きると思います。嬉しいです。自分が連敗した流れを作ってしまったというか、退場という形でグラウンドから離れていたので、やっぱり自分自身、ここでもう1回チームのためにということでやりたかったんで、少しながらですけどチームに貢献できて、今日は今日で安心したというか、ほっとしています。
 みんなの気持ちが連敗を阻止するんだということで、今までやってきたことを思いっきりやろうということはグラウンドで表現できたと思うし、サポーターの皆さんもそれに喜んでいただけたと思うんですけど。立ち上がりをとにかく行こうということで自分たちの勢いをつけたかったので、その中で自分もプレスをかけてチームに流れを引き寄せたいなというのがあったんで。みんなでよくできたと思いますね。前にプレスするだけじゃなくて後ろに挟んで、ということもみんなでやってたんで、チーム全体での勝利だったと思います。
 (後半はチームとして運動量が落ちた印象だったが?)1点リードっていう得点差が、やっぱりちょっと消極的になってしまったのかな、というところはありますけれども、でもそこでやられなかったということを前向きに捉えて、チームが成長していってるんじゃないかなと思っていますけれども。点が入る時もあれば入らない時もあるので、そこをしっかり我慢して最後までみんなで戦えたというのはよかったと思います。
 (失点の時はどんな雰囲気だったか?)早い時間帯だったので、時間はまだまだあるから、そこで気落ちするんじゃなくて、自分達が今までその時間までやっていたことをもう1回、繰り返し地道にやっていくということを心がけて、その中でもう1点失点しないという気持ちでみんなでやっていたんですけれども。そういう地道な積み重ねで点を取ることができて、そしてもう1点取ることができて。再び、自分たちのサッカーをやれるようになりましたので、非常によかったと思います。チームとしてのやり方が、みんなで統一されているんじゃないかと思います。
 次の試合まで1週間空くので、毎日毎日、今までやってきたようにしっかりとトレーニングして。どんどんどんどんチームが進歩していけるように毎日みんなでしっかりトレーニングしたいです。


■高橋 健二 選手
 前半はイメージ通りの戦いができたと思うんですけど、やっぱり決定的な場面 でシュートをもうちょっと正確に落ち着いて決めることができれば、もうちょっと楽にいけたんじゃないかなと思うんですけど。ゴール前で落ち着いて…ということは、もう個人のトレーニングというか、そこで意識していくしかないと思うので、そこだけかな?前半に関しては。前半、シュート15本ですか、もうちょっとね、やっぱり決めれば、もっと楽になると思うんで…。練習します!
  前半、結構飛ばし気味に行ってたので、やはり後半、どうしても運動量が落ちるところはあるんですけれども、そこでみんなで声を掛け合って、しっかりつなぐところと行くところをしっかり区別 できれば、もうちょっと楽に戦えたんじゃないかなと思います。90分通してアグレッシブにということは、やらなきゃいけないことだとは思うんですけれども、前半、ああいうリズムでやっていることでいいリズムが生まれてくるわけなんで、積極的さを失わないでこれからもやっていきたいと思います。2連敗後でしたが、チームの雰囲気も悪くないですし、みんな切り替えもできてると思うし、監督もミーティングの時に自信を持ってやるようにとみんなに言ってくれるんで、すごいそれが励みになってるというか、それをみんな理解できてると思うので。まあ、連戦なんで、落ち込んでる暇もないっていうか、切り替えていけたと思います。
 (クロスバー直撃のシュート、蹴った瞬間の手ごたえは)いや、やばいと思いました。普段、練習ではもうちょっと下を狙っていくんですけど。日々の練習でもうちょっとしっかりその辺はやっていかないといけないと思います。


■星 大輔 選手
 全体的に「良かったか悪かったか」と言えば、個人的には納得できないです。切り替えが遅くて速攻を許してしまったんで、速攻させないようにしないと。今日はシーズン開幕当初と同じ4−4−2のシステムで、試合前に監督からの指示もあったんですが、とりあえず基本に戻ってやりました。そして、ボールをしっかりつないで攻めていこうと。ターゲットがおーさん(大島)とスペースに流れる(中村)幸聖で、幸聖の調子がいいのは練習試合でわかってたんで、幸聖を意識していました。それと、相手の攻守の切り替えが遅いので、両ウイングバックの裏を狙っていきました。そこからもっと点に絡める仕事ができれば良かったんですけど。
 (“プリンスのゴール”をみんな期待してますが?)多分、僕が一番それを期待してます(笑)。
 でも、踏み込みが甘くて足先で蹴ったような感じになってしまってなかなか入りません。調子いいタイプなんで、取れるところで取れてればその後ももっと良くなったはずです。
  今日は、これまでのツキを変えようといろいろやってみたんですけど。ひとつはスパイクを変えてみたことで、それから、ここに来るまでのバスの席も、いつも乗るところが決まってて、南さんの後ろの席が僕なんですけど、南さんと僕とでひとつずつ後ろにずれてみたりしたんですけどね。でも、今日は勝てたんで、次の試合では何も変えずにいこうと思います。


■大島 秀夫 選手
 全体的に攻撃の形は良く出来ていたと思います。結果的にセットプレーからの2得点となりましたが、他の攻撃も攻撃自体は良かったです。だから、流れの中から決められたらいいと思ってプレーしていました。そう思いながらもなかなか決まらなくて、そんな中での得点だったので、言ってみれば「苦しい時」だったので、良かったと言えます。
 幸聖との2トップは久しぶりだったけど、幸聖は周り見る意識が高いので、その良さを引き出していきたいと思ってプレーしました。デーニはデーニでいい所があるし、それぞれの良さを引き出せればと思ってます。まあ、自分でも得点したかったっすけど。でも、決定的な場面 では、その前後のプレーに絡んでいたこともあったんで、自分から行くことがなかったですね。
 これから試合では、流れの中で得点していきたいです。それと、先制点を取られることが多いんで、声を出し合って阻止したいと思います。相手もやっぱり点を取ろうと勝ちにきてたし、気持ちがちょっとディフェンシブになったようなところもあったと思います。(林)晃平君を入れたってことはカウンターで裏を狙う意図があったろうし、そこはもうちょっと起点になれてもよかったかなと思います。


■林 晃平 選手
 (交代時の指示は?)いつも通りのプレーで、裏へ抜けろということですね。
 (ゴール前で惜しいシーンがあったが?)そうっすね…そろそろ、ほんっとに入れないと。僕も今日、意識してたんで。得点取ってないんでね、だから、あのキーパーとの1対1は絶対入れたかったです。落ち着いてたとは思うんですよ、キーパーのポジションとかも見えてたんで、あとは精度ですね、決定力だけだと思います。身体の調子はいいので、連戦だったけど、僕は途中からの出場なんで、みんなよりは疲れてないし。90分出てる人よりはもっと動いて頑張らないと交代の選手としては意味がないなと思うんで、そういうところは意識してます。次は得点に絡めて、さらに自分が得点できればいいと思うので、勝利に貢献できるように頑張ります。


■中村 幸聖 選手
 (途中交代について)正直ちょっと、2カ月ぶりのゲームということで、そのトレーニング自体はこなしていたんですけど、やっぱりゲームの体力とトレーニングの体力っていうのはちょっと違うので、やっぱり久しぶりのゲームということで筋肉も固まっていたというのが原因ですね。ただ、それは修正できることなので。スタミナ的には全然問題ないですけど、ただそういうふうに交代せざるを得なかったということは、問題があったという事です。基本的には筋肉がちょっと。やっぱり僕としてのチャンスなので、行けるところまで後先考えず(笑)。90分やるつもりは正直ないというか、行けるところまで全力を尽くしてやろうと。それでだめだったらしょうがないかなという感じで。後悔したくなかったので、最初から積極的にいきました。
 (ヘディングでのゴールについて)僕自身はどんな形であれ1点は1点なんで。僕自身は競り勝った印象はないというか、来たボールをただ合わせただけという、そういう感じですね。いつもの通 りおいしいところをもらったというか(笑)。本当にそういう感じです。キーパーが取れなくて、それが抜けてきて僕のところに来たと。そういうところは狙ってはいるので。正直当たったあとはもう自分が倒れてしまったんで、見えなかったんですけど、気付いたら中に入っていたので。「入ってくれ!」っていう願いはありましたけど、正直、「入ったのかな?」っていうような(笑)。一番好きなゴールというか(笑)。僕自身はそういうのを考えて、ボールが流れてきたところを予想してそういうポジショニングを取っていたので。そういうのは10本あって、1本あるかないかなので。だからそうやって来たことはよかったというか。ただ、その他にもチャンスはありましたし、やっぱりもっともっと。
 (監督の望む決定力について)そうですね、やっぱり決定力を望むということはシュートをしてゴールをするということだと思うので、そういう流れでそういう動きができるようにっていう事は監督はもちろん望んでいたと思いますし、やっぱりその決定力を期待されているということは、結果 を残さなきゃいけないということなので、ただ監督も積み重ねていくことの方が大事だと思っているとは思いますので、僕もこの1点をまた次に積み重ねていきたいと思います。
 (FWのポジション争いについて)選手はみんなそれぞれ特徴がありますし、その中で、僕以外の選手はみんな本当にすごいというか特徴があって。僕の特徴はやっぱりわかりづらいというか(笑)。正直シュートだったり、そういうチャンスをものにすることだったり、というところなので、なかなかわかりづらいんですけど、ただサッカーで一番大事なのは点を取ることなので。そういう仕事ができる自信はありますけど、ただ本当に周りの選手はいいものをほんと持ってて、それを出していたので。そういうことをチームとして切磋琢磨して出し合っていければ、もっといいチームになっていくと思います。
 (次節にむけて)やっぱり次も勝ち点をとらなければいけないところなので、やっぱり3取れればいいんですけど、正直その勝ち点を、相手は京都、この前ホームで負けましたんで、アウェイでも点を取りにいくという。チームとしていつも通 りのやり方で勝ちにいくという感じですね。(個人としては)もちろん、出場したらゴールをという感じはありますけど、ただ、いい準備をしてまた練習の頭からトレーニングでゲームに出れるようにやりたいです。


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